終戦記念日

2001年8月15日
まず堅い話から。


日本は、56年前のこの日の正午『玉音放送』によって戦争が終わりました。【終戦記念日】となっていますが、正確には【敗戦記念日】なんです。日本がポツダム宣言を受諾したことは、負けを認め、アメリカの占領政策下に入ることを意味します。確かに戦争は終了しましたが・・。歴史教科書でも問題になりますが、「表現」がどうも日本側にとっていい方向に変えられてる気がします。


例えば『侵略』を『進出』、『玉砕』を『撤退』など、表現が緩やかになっています。日本語は実に難しい言語で、似たような意味の「単語」がたくさんあります。物事を的確に表す「言葉」はあるのに、はっきりするのを嫌がって、曖昧な表現を使うのが多いのです。日本人ははっきりしない、曖昧な人種だと言われているのも、うまく「言葉」で誤魔化せるからです。


戦争というと、必ず問題になるのが昭和天皇の戦争責任です。東京裁判では免責になりましたが、私はあると思います。今まで天皇は、軍部や戦争については批判的な姿勢だったと思っていましたが、ある『本』を読んで積極的に関与してることがわかり、それ以来私は天皇の戦争責任論賛成派になりました。


ある『本』というのは【昭和天皇「独白録」】についての本です。知っている人はわかると思いますが、昭和天皇自ら、戦時中の言動について述べたものが【昭和天皇「独白録」】です。それを見ると・・唖然とします。どう見ても積極的に関与してるというしかない程です。勿論史料的価値は低いのですが(理由は省略)、重要な史料だと思います。


これはあくまで私の意見なので・・。いろいろな考えがあると思います。


さて堅い話はそのくらいにして、今日はせんだいメディアテークに行って来ました。お盆ということもあり、たくさんの人がいました。私は雑誌を読んでました。ここは新しくできたばかりなので、綺麗で広いです。建物全体がガラス張りになっているし。まさに現代建築!という感じで、私は気に入っています。(^_^)

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年5月  >>
27282930123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

お気に入り日記の更新

テーマ別日記一覧

まだテーマがありません

この日記について

日記内を検索